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バタバタ音をたてる2枚の布

バタバタ音をたてる2枚の布
2000 / W3000 x D3000 x H3000 mm / 布、鉄、アルミ、モータ、etc

バタバタ音をたてる2枚の布 #2
2008
 / W5000 × D400 × H4500 mm / 布、鉄、アルミ、モータ、etc

[バタバタ音をたてる2枚の布]は、アルミの棒の先に取り付けられた2枚の生成りの布が、回転のすることで“バタバタ”音をたてる作品です。

この“バタバタ”音をたてる2枚の布は、“バタバタ”音をたてる2枚の布でしかないのです。
その2枚の布やその形状に、 後から様々な意味が張り付きそうですが、ちぎれるばかりに波打つ布と 空気を打つ“バタバタ”という音が、それらを許しません。
前にも進まず後ろにも退かず、ただそこに立ち尽くすようなものができた時、それは、私にとって快心の作品となるでしょう。 [風に吹かれる布1/7](1999制作)が、視覚的であるのに対して[バタバタ音をたてる2枚の布]は、聴覚的なものなのです。

ギャラリ-アートワークス(静岡)
2000.9.1 – 9.12

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Sculpture