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10の白熱灯と7本の蛍光灯のための接点

Point of Contact for 10 Incandescent lamps and 7 Fluorescent lights
2005 / 2040 × 640 × 1800 mm / Mixed Media

作品「10の白熱灯と7本の蛍光灯のための接点」は、10の白熱灯と7本の蛍光灯をON/OFFする“接点”の構造を持つ作品です。10の白熱灯と7本の蛍光灯は常に点灯している状態になっています(写真参照:静止状態)。作品の左上部に設置されたブロワファンの風によって、パンタグラフの形状をしたアームは傾き接点が外れ、10の白熱灯と7本の蛍光灯は消えます。風が止みアームが元の位置に戻る瞬間 つまり作品内に張られたワイヤにふれる時、100Vが導通しスパークし火花をちらします。それは、パンタグラフの形状をしたアームとワイヤが、10の白熱灯と7本の蛍光灯を点灯させるための“接点”であることを証明しています。
接点を持つアームの形状は、身近に存在する接点パンタグラフ(電車などに使用される)を模したものです。ON/OFFのリアクションの良さから照明器具が選択されました。スパークをより大きくするために、作品内で使用している部品の容量の限界(1000W)にあわせ、総消費電力1000Wの照明器具を使用しました。10個の白熱灯と7本の蛍光灯の種類と数は、1000Wの組み合わせの結果です。

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Sculpture