
タムラサトル展 Weight Sculptures 2
展示風景




展示作品詳細
現代美術のみかた『美術の窓』2005年6月号
鋳鉄製の鹿の親子像が秤上に置かれている。秤の数値はぴったりの2.000キロ。背中を切り落として分銅を載せ、重さを微調整している。それは自然破壊をも厭わぬ行き過ぎた現代社会を糾弾し……やめだやめだ。重さをちょうどにすることに一体、何の意味が? タムラは観る者を思考停止に陥れる事で陳腐な意味づけを拒否する。純粋な創造行為を無理に解釈しても誤差を生むだけだ。アートは時にそれ以上でもそれ以下でもない。この作品、意味は0グラム。計り間違いのなきように。


時代を変えるアーティスト365『美術の窓』2005年4月号












































