回転する木の円盤
回転する木の円盤 #1
Spinning Wooden Disk #1
2000 / 1800 x 1000 x 2400 mm / 木、鉄、モータ、etc
[回転する木の円盤その1]は、1.8m木の円盤とそれを回転(120rpm)させる装置(プ-リ・平ベルト・モータ・ベアリング他)で構成されています。回転するものの形状は、モータに負担のすくない円形が選択されました。円盤の素材は、回転運動を見やすくするために、主な素材である金属以外のものから木が選択されました。プラスチックなども候補になり得ますが、表面の質感が均一なため、回転運動は認識しづらいのです。その点、木目はその動きを見やすくしています。モータの回転は、モータ側プ-リ → 平ベルト → 円盤の順に伝わっていきます。その動く行程は、“しかけ”として隠されるのではなく、側面に配置され、作品の大きな要素を占めています。プ-リと摩擦によってかみあう平ベルト そのモータ音は、まるで工作機械です。
この装置は、上の理由で選択された木の円盤を回転させているだけにすぎません。
『回転する木の円盤』は、木の円盤を回転させる機械そのものなのです。
木や回転やその形状に、様々な意味が張り付きそうですが、そのタイトルが提示した通りの回転する木の円盤以外の何ものでもないその機械は、それらを許しません。前にも進まず後ろにも退かず、ただそこに立ち尽くすようなものができた時、それは、私にとって快心の作品となるでしょう。
回転する木の円盤 #2
2000 / 750 x 750 x 1500 mm / 木、鉄、モータ、etc
[縦方向に回転する木の円盤その2]は、直径0.6mの木の円盤が回転(600rpm)する作品です。
回転する木の円盤 #3 2013
回転する木の円盤 #4 2013
回転する木の円盤 #5 2013
回転する木の円盤 #6 2013
Domain of Art 11 / 大マシ-ン
プラザノース ノースギャラリー(埼玉)
2013.8.3 – 8.25
タムラサトル展
space BIG ART(神奈川)
2000.9.3 – 10.23
ギャラリ-アートワークス(静岡)
2000.9.1 – 9.12
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