タムラサトル展

space BIG ART（神奈川）
2000.9.3 – 10.23

回転する木の円盤 #1
2000 / 1800 x 1000 x 2400 mm / 木、鉄、モータ、etc

回転する木の円盤 #2
2000 / 750 x 750 x 1500 mm / 木、鉄、モータ、etc

バタバタ音をたてる2枚の布
2000 / 3000 x 3000 x 3000 mm / 布、鉄、アルミ、モータ、etc

［バタバタ音をたてる2枚の布］は、アルミの棒の先に取り付けられた2枚の生成りの布が、回転のすることで“バタバタ”音をたてる作品です。

この“バタバタ”音をたてる2枚の布は、“バタバタ”音をたてる2枚の布でしかないのです。
その2枚の布やその形状に、 後から様々な意味が張り付きそうですが、ちぎれるばかりに波打つ布と 空気を打つ“バタバタ”という音が、それらを許しません。
前にも進まず後ろにも退かず、ただそこに立ち尽くすようなものができた時、それは、私にとって快心の作品となるでしょう。 ［風に吹かれる布1/7］（ 1999制作 ）が、視覚的であるのに対して［バタバタ音をたてる2枚の布］は、聴覚的なものなのです。

協賛：キリンビール

PANTOGRAPH _ パンタグラフ・アートイベント